経験学習モデル

経験学習モデルは、コルブという研究者によって提唱されている、現代教育学の主流になっている学習モデルの1つです。

コルブによれば、学習とは図のプロセスを通じて、経験そのものを変換し、自身の中での知識や理論をつくりだすものとされています。

 

 

(1)具体的経験

私たちは仕事や生活を通して様々な経験をしています。経験学習モデルにおいては、今の能力を少し超えるようなチャレンジ性のある経験が、成長にとって最も適切な経験と考えられています。料理で例えれば、原材料にあたります。この経験(材料)が全ての元になります。

 

 

 

(2)内省的観察

内省的観察とは、自らの経験や出来事の意味を、いったん実践とは離れた場から振り返り、意味づけることを言います。いわゆる内省やリフレクションと言われている言葉がこれにあたります。具体的な経験は、この内省的観察のステップを経て、学習に変わります。料理で例えれば、内省的観察は下ごしらえにあたります。原材料をそのまま調理しても質の高い料理はできません。

 

 

 

(3)抽象的概念化

経験学習モデルの重要な部分です。具体的経験、内省的観察によって得られた材料から学びを得る部分です。抽象的概念化を経て形成された学びは、持論、ルール、スキーマと呼ばれるものになります。業務をスムーズに進める個人のスキルや態度は、この抽象的概念化の結果形成されたものになります。下ごしらえされた材料から実際に料理が作られるステップがここにあたります。

 

 

 

(4)能動的実験

これまでのステップを通してつくられた持論は、実践に移されてこそ意味があります。経験学習モデルの最終プロセスでは、抽象的概念化したモデルを実践し、そのモデルを検証します。その経験自体が、次のプロセスの具体的経験となり、経験学習モデルはらせん構造を描いて繰り返されることになります。

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